ミノルタ オートロッコールPF 55mm F2 SRマウントです。ミラーレスカメラ用のマウントに変換して簡単に使用できます。 1959年発売、日本製。ミノルタ初期の一眼レフカメラ、minolta SR1の標準レンズとして発売されました。その僅か１年後にF1.8が標準レンズに交代したことで非常に短期間のみ販売されたレンズとなり希少と言えば希少となっています。 55mm F2というスペックは設計に無理がないもの。これによってもたらされる描写の良さがこのレンズの売りですが、そこはオールドレンズ黄金期の国産レンズですから期待を裏切らずエモーショナルな描写を見せます。濃厚な色乗りと、美しい逆光での輝きを味方に付けながら撮影を楽しめる一本です。 実際にこのレンズを使った作例を用意しました。作例の数枚を撮っただけで写りに驚かされました。AUTO ROKKORシリーズに食わず嫌いがあったわけではないですが扱うのは初めてです。このレンズはぼかしてなんぼの、美しいボケ味を持っています。逆光では派手なフレアゴースト。後のMCやMDに続く血脈の中でやや柔らかいという先入観がありましたがそんなことはなく十分ピント面はシャープに解像します。このあたりは55mm F2のスペックが効いています。また美味しいレンズを見つけてしまいました。オールドレンズらしさは全て詰まっているレンズだと感じます。 状態は悪くはなく、レンズは透明。内部の清掃を行いカビを除去しましたが肉眼では見えにくいですが痕がうっすら残ります。試写の中では気になる写りへの影響はありませんでした。 とは言え世代なりの注意点もありまして、強い光が横から入るとゴーストを出しますのでフードや手のひらを使ったハレ切が有効です。現代レンズとは違う扱い方がありますがそこを是非お楽しみいただきたいと思います。 状態　実用向きの品です 外観　目立つあたりはありませんが、経年のスレ傷あります 光学　清掃しましたが僅かなカビ跡残ります、作例をご確認ください 動作　撮影に影響があるほどではないと思いますがピントリング重めです 付属品　レンズのみ ※評価は主観です。品ですのでご理解ください ※返品対応しておりますのでご安心ください！ （お値引きしていない商品、返品送料をご負担、評価前にご相談ください）

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